Pアズールレーン THE ANIMATION 異次元トリガー【パチンコ機種分析】

万発突破率は10.54%、2万発突破率は2.87%となりました。LTの性能がMAXではない分、2万発以上の大爆発の確率は他のLT機と比較して少しだけ抑えめになっていますが、万発突破率はライトミドル機としては高く、トータルではやや尖ったミドル機と同等の出玉分布になりました。評価は3.0となります。

2000ゲーム・17回転/kでの勝率は43.06%でLT機としては平均よりやや上くらい。ミドル機との比較では平均やや下くらい、LT機としては優秀なので評価は3.0としました。

2000ゲーム・17回転/kでの投資中央値は48000円。既存のミドル機・LT機と比較しても上位クラスに高く、エヴァ15の47500円とほぼ同等の数値となりました。評価は2.0とします。

ライトミドルの時短突破型で突入40%、継続率80%という少し前の時代の甘デジのようなスペックの台となっています。ラッキートリガーは右打ち中の13%で発生する上乗せ特化ゾーン形式となっており、中身としては超電磁砲のような複数大当たりをまとめて見せる形式となっています。
上乗せ特化ゾーンは5回の大当たりで、振り分けは70%が8R1200発、30%が2R300発で、5回の平均値は計算上4920発。さらに5回目で13%のラッキートリガー振り分けを引ければ4回分上乗せされるという形で、トータルでは68%で5000発以上となっているようです。
出玉の設計としてはラッキートリガーをうまく利用しており、今までの非LT機では1500発×81%ループ相当のラッシュが普通のため、上乗せ特化ゾーンに出玉を割くと「上乗せ特化ゾーン突入時からのMYを6400にする」必要がありラッシュ自体の性能をかなり下げなくてはいけませんでしたが、ラッキートリガーとすることで「上乗せ特化ゾーン突入時からのMYを9600にする」ことができるようになり、ラッシュ全体の性能とてはある程度維持ができるようになっています。
ライトミドル以上のラッキートリガー機は、一度ラッキートリガーに突入すると「高継続の中で1500発ないし3000発を何回引けるか」という単調さが出てしまう部分がありますが、本機はラッシュに入ってからの出玉の波が激しく、打ち手の体験として楽しそうな台だと感じました。
また、１回のラッシュ中に現実的に複数回のラッキートリガーに入るというのも他のラッキートリガー機と異なっているポイントになっています。
ライトミドル・右打ちに必ず入るという点も含め、ラッキートリガーの中でスペック面で選択肢を提供できる台になっていると感じます。評価はMAXの5.0とします。

京楽からアズールレーンのラッキートリガー搭載機が登場しました。前作は尖った特殊スペックで一部の層にはハマる爆裂機でしたが、今作はどちらかというと遊びやすいラッキートリガー機になった印象。
まどかに続いてベルーガ枠ということ、前作も演出面等には評価があることも後押ししてか、10月現在も稼働はそれなりについているような印象です。
今後のラッキートリガー機の1スペックの元祖になることも期待し、打てる度としては3.5とします。