e大海物語5スペシャル【スマパチ大海5SP】【パチンコ機種分析】

万発突破率は15.52%で、ミドル機と比較すると低めの値となりましたが、大海5との比較では2.6%ほどアップ。現行海物語シリーズの中では最も高いと言って間違いです。
出玉分布として最も注目すべきは3000発オーバー率73.36%というところ。初当たりの64%で3000発が確定するということで、当たりさえとれれば安定感は高めの機種です。爆発力としては2.0評価。

2000ゲーム・17回転/kでの勝率は44.52%。シミュレーション値としては初代リゼロと同じ値で高めの水準ですが、大海5と比較すると0.8%ほどダウン。評価は3.5としました。

2000ゲーム・17回転/kでの投資中央値は40000円で、ミドルトップクラスの投資の低さとなります。大海5と比較すると2000円増えています。349ですが1日打ちやすい機種とは言えるので、評価は4.5としました。

スマパチは大海5の正統後継ともいえるスペックで、シンプルに大海物語5から確変割合が4%増えました。通常が40%から36%となったので、「今まで通常だった大当たりが10回に1回確変になる」ということになります。
確変割合としては前作大海5がかなり限界スペックとみられていましたが、348にすることでまだ4%上積みできるというのは驚きです。
349になったことで時短がやや引き戻しにくくなった(約28%→約26%)はありますが、連チャン性能自体は十分上がっており、1連の期待出玉が4851玉から5241玉、連荘数に直すと初当たり込で平均3.46連から3.74連に上がりました。
スマパチになったのであまり気にはならなそうですが、ヘソ賞球は2個になりました。電サポ中の玉持ちが若干悪くなっている可能性があります。 スペック評価としてはシンプルさと遊びやすさを評価し4.0とします。

海物語シリーズのスマパチ第２弾は本命機大海物語からP機/e機同時登場となりました。
スペックは間違いないものなのですが、打てる度では気になりポイントも２点。
まず１つ目は台数で、5000台程度のリリースとみられています。スマパチとしては少なくはない台数なのですが、リゼロ2の初期15000台など過去の大本命機種と比較するとやや控えめ。
大型店でもなかなか新台週からボックスでは入るような台数ではないため、メイン機としての稼働となるかは要チェックのポイントとなりそう。
２つ目は三洋のスマパチ実績不足、特には海物語シリーズのe新海物語349が15000台ほどとみられる導入で長期稼働しなかった点です。
スペックの特殊さもあったとは思いますが、「海物語ユーザーとスマパチの相性の悪さ」を指摘する声もあります。当時に比べるとスマパチの台数や状況は飛躍的によくなっているので、本機種で巻き返したいところ。
スペックや解析数値からは、大海5より少しだけ投資がかかり少し爆発しやすい、ほぼ同じ心持ちで打てる良台といえます。評価は様子見の3.0とします。