P大海物語5スペシャル【大海5SP】【パチンコ機種分析】

万発突破率は9.8%。連チャン力は高くなく前作大海5と比較しても3%ダウンで、ミドル機としては最下位です。爆発力評価は1.0となります。

2000ゲーム・17回転/kでの勝率は41.5%。ミドル機の中でもかなり低めの値で、評価は1.5としました。

2000ゲーム・17回転/kでの投資中央値は44500円で、ミドル機の中では平均レベル。大海5と比べると6500円増えており、やや投資はかかる台となりました。評価は3.0とします。

スペックとしては大海物語5から確変割合が60%→54%と大きく下がった分、遊タイムと時短中の通常大当たりが時短200回転となる変更が加えられました。
遊タイム中の通常大当たりも200回転時短となるはずなので、遊タイム狙いは大海4SPと比較してもややおいしくなった印象。
時短中の通常大当たり時の時短回数増については、発生する可能性は低い分、引き戻し率は約47.4%となるため嬉しい変更とは言えそう。
時短で引き戻すのは海の醍醐味の１つとは言えるので、そこに恩恵があるのはゲーム性としては面白い変更です。ただそれでも「時短中に大当たりを引いた場合の次回継続率」は76%ほどなので、もう一声あっても良かった気はしないでもないです。
注意点としては、かなり甘かった大海5と比較すると平打ちのボーダーが0.8ほど上がっているところ。少し釘には注意したい1台となるかもしれません。もちろん遊タイム狙いであれば大海5より甘く打てる機会も多そう。
前作が高スペックだった分、少しスペックには物足りなさを感じます。評価はゲーム性を考慮し3.0とします。

大海5のスペシャルは大海4SPと同じく遊タイム&時短優遇つきのスペックで登場。e機も同時登場となります。
遊タイムが350回で初当たりが確約されにくいのは打てる度としては高ポイント。大海4SPでも遊タイム機は釘が閉められやすい状況に抗った1台となります。
気になる点としてはスペックがやや落ちている点と、まだまだ大海5が元気な状態で戦えるのかという2点でしょうか。
スペックについては大海5が甘すぎた反省でしょうか、ホール次第でしっかり運用してもらいたいところ。
大海4はCR機でしたので、その点大海4SPとは競合しなかった部分はありますが、大海5と大海5SPが共存する場合は大海5SPを選ぶ理由づけは難しく、稼働が安定してつくかはやや見えづらい部分もあります。
先バレがついていることで海を選ばなかったユーザーを取り込めるか、が注目点になるかもしれません。評価は期待を込めて4.0としました。
全体的に数値面での評価は全体的に厳しく出てしまいましたが、十分メインを張れる機種だと思うので期待しています。